●新潟県中越沖地震(85)活動レポート8月11日・・1
8月11日
昨日、北鯖石で長谷川氏に紹介された福岡の通りがかりの旅人M君、川口町で復興支援をしている
草一郎さんと共に、震災直後よりご縁のある西港町地区へ。
M君は手に職を持ち、なんでもこなすボランティアさんですが、本人が「ボランティア」という言葉を嫌うため
「通りがかりの旅人」と呼ばせて頂きます・・
まずは地震で壊れたエアコンの取り外しです。
ごみの回収日も近づいているのですが、このお宅はひとり暮らしのため、親戚の方に来て頂き
作業開始となりました。
エアコンの取り外しは簡単です。工具はモンキーレンチ2本、六角レンチ、プラス、マイナスドライバー
ビニールテープがあれば外れます。
地球の未来の為に、エアコンガスは必ず回収してから取り外しましょう。



次の予定も詰まっていたのですが、家主さんがどうしてもお昼を食べていけ、と
カップラーメンにお湯を入れ終わってから言うので、ありがたくご馳走になりました。

住民の方からの差し入れはよくあります。「お心遣いはいりませんよ」と事前に言いますが
情の厚い新潟人です。あれもこれもと出てくる時があります。
対応は状況により様々で、断るときもあれば、ありがたく頂くときもあります。
その場の空気もあります。現金は固辞する事にしています。
お昼休みに外に座っていると、向かいのお母さんに声を掛けられました。
「引越しとごみの処分をしたいのだけれど、ボランティアセンターに断られてしまった」
実はこの地区は、裏のよう壁が1m以上ずれて、避難勧告中の地区です。
よう壁に面した10軒以上の家は、ほとんどが赤紙になっています。
外観はほとんどわからないのですが・・・

応急判定は赤紙。ボランティアセンターでは断らざるをえない状況でした。
「ボラセンはダメだ」という言葉を耳にするときもあります。ダメなのではありません。
ボランティアセンターはやらない、のではなく、やりたくてもできない事情があります。
ボランティアセンターのスタッフにも、たくさんの志のあるボランティアさんが活動しています。
この先起こりうる災害に備えて、ボランティアセンターが、住民の心配をひとつでも多く取り除けるよう
発展されることを願っています。
状況を見て、家屋内の運び出しはあかつきで、外から仮設住宅、一時置き場の車庫までは
ボランティアセンターにお願いすることにし、後日お伺いするという形になりました。