« 2007年08月06日 | メイン | 2007年08月08日 »

2007年08月07日

●新潟県中越沖地震(45)

新潟日報社の中越沖地震写真集が発売されています。
chuetsuoki_l.jpg


最近は、災害後にこのような写真集が発売される事が多くなりました。
震災を風化させないためにはよいと思うのですが、被災地でしか店頭に置いてありません。

この写真集にも写っている、ヒューマンシールド神戸、吉村氏、小千谷の最強の救援隊「風組」も
震災当日より被災地にて救援活動を行っています。

吉村氏は神戸の経験から、「災害が起きたら、なるべく早く被災地に入ろう」と
能登、中越沖地震も当日に被災地入りし、活動を行いました。
7月14日の台風の時、高知の四万十川が氾濫寸前との一報で、小千谷市でお別れしたのが3日前。
でも震災直後には柏崎に。

風組さんは先日の災害ボランティア講演会「DRT2007」の後片付け中に山古志で被災。
そのまま重機を柏崎に回送して救援活動。

どちらさまもすごい、の一言・・・
一緒に活動すると足手まといで怒鳴られてばかりですが、本当に勉強になります。
このような活動のときは、いかに先輩が活動しやすくなるか、次に何を求めているかを考え
サポートに徹するように心掛けています。


写真は四谷地区の倒壊危険家屋です。
小千谷の最強の救援隊「風組」と共に、柱で補強して、ブルーシートを掛けました。
家主さんの親戚の子もお手伝い。インパクトレンチに興味深々です。

倒壊の危険も減少し、家主さんもホッと一息。
被災者の心の不安を、ひとつひとつ取り除いていく。
現場第一線で活躍するボランティア(救援隊)の想いを垣間見る、中越沖地震の被災地です。


20070717%20163.jpg
20070717%20165.jpg
20070717%20167.jpg


●新潟県中越沖地震(44)

海岸に近い赤紙宅です。
ガレージの戸が全て開かなくなったので何とかならないか、というご依頼でした。
基礎は10せんち程沈み込んでいますが、鉄骨造にサイディング張りの為
安全確認後作業開始です。

まずは資材の調達から。
震災直後より片付けなどでお世話になったお宅から、材木を頂き、車で輸送しました。
加工、補強などで材木等を使うときは、基本的に現場調達です。
家主さんに許可を頂き、分けて頂きます。


それを適当に加工して、ジャッキアップしてかませる、という作業です。
輸送してもらった京都の袖さんの車はハイエース。
ハイエースのジャッキは油圧式なので好都合でした。
20070722.23%20014.jpg
20070722.23%20013.jpg

余計な部分は切断。女性もがんばっています!
当然、ノコを使うのは初めてでした。
箸より重いですが頑張りました。
20070722.23%20010.jpg

一見、なんともないようなのですが、写真に見える戸は全て開きません。
20070722.23%20011.jpg

1時間半程の作業で、なんとか戸は開くようになりました。
構造上、全て自由に開けることは出来ないので、開口部にはブルーシートを張り、雨対策を行いました。

この向かいのお宅も赤紙で、基礎に大きなヒビが入っています。
お向かいさんもお呼びして、これからの調査の流れと対策、修復へのおおまかな道のりを
説明させて頂き、作業終了です。

風組の親方は、この時かなりハードな作業中だったらしく、後でうらやましいと何度も言われました・・・

暑い夏の午後、皆様お疲れ様でした。

(あかつき東京 こばやし)