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2007年05月09日

●仮設住宅の風除室加工

仮設応援隊での活動にて
志賀町富来にて、仮設住宅の風除室の加工を行いました。
その施工方法等をご報告致します。

雪の多かった中越ではほとんどの家庭で行われていたもので、多くのメリットがあります。

加工方法は大きく分けて2種類、通常出入りしない側半間分覆い、そのスペースを物置として
活用する方法。
通常出入りする側半間分を覆い、風雨を防ぐ方法の2種類があります。

風除湿加工の利点
その①
仮設住宅には玄関がありません。この加工を行う事により、下駄箱などを置くスペースを
確保する事ができます。
下屋として活用できます。
お年寄りの方のカートなどがぴったり納まります。雨で濡れることもありません。

その②
引き渡し時の状態では、風雨をしのぐ事は困難です。奥行きの延長加工をする事により
利便性が向上します。ポストを移設すれば、郵便物も雨から守れます。
軒が波板の仮設では、雨水が直接落ちてきます。雨どいの取り付けも行いました。


その③
換気など、戸を開けたい時、目隠しにもなります。同じ集落の気の知れた仲間でも
最低限のプライバシー確保は必要です。

その④
能登で初めての試み「庭側」の目隠しです。洗濯物を見られたくない、といった声から
生まれました。上半分を全て曇り波板で覆う加工です。

○必要な材料(三協フロンテア施工仮設住宅の場合)
※おおまかな目安です。
タル木
45mm×45mm
2000mm×3
1770mm×1
810mm×2
400mm×2
355mm×3
200mm×8
合計12785mm

波板
ヒシ板ニュークリア7尺×2.5枚(コメリで1枚980円)


コーススレッドビス75mm(1箱398円)
波板用釘(98円、本数不明ですが、7軒施工で2セット)

雨どいブラウン×1(コメリで798円)
雨どい固定金具(垂直用)×3(コメリで98円)
※今回雨どいは、横渡しのみですが、縦(垂直側)も施工をおすすめします。


木材は、コメリで4mで1本598円。
富来の山口木材(株)さんでは、1本450円です。
大変お世話になりました! http://www.hokuriku.ne.jp/yamamoku/

今回の能登半島地震の被災地では、すべてホームセンターで入手可能です。
輪島、穴水にはコメリがあります。
材木は本場です、多くの製材工場があります。

使用工具
100mmベビーサンダー(FRP用ブレード)
インパクトレンチ
剪定はさみ
電動丸のこ165mm
仮枠ハンマー
紙やすり(80♯~100♯)
その他手工具

材料は、仮設住宅の施工メーカーにより大幅に変わります。

施工の様子
施工前です

住民の方に、このタイプの仮設の利点、欠点、風除室の必要性を
説明
仮設のプロFさんと

材料調達

加工中、電動工具は安全確認

施工中



脚立には補助者を
建築のプロSさん

慣れてくるとパラでそれぞれが動き回ります
さすが

雨どい取り付け

ここは冬、一晩で50センチも雪が降ります
雨どいは冬季取り外しが出来る仕様です

柱は全てやすり掛けをしています
お年寄りの安全対策です、必ず行ってください。

米沢藩も駆けつけて下さいました。ありがとうございました。

施工後です。手前にはカートがぴったり納まっています。
これからしばらくの仮設での生活が、少しでも快適に過ごせれば幸いです
地震になんか負けないでほしいと思います。


追加です
これははき出し側の写真。洗濯物を覆うための目隠しです。
施工はただ上半分を覆うだけ。波板はクリアではなく、少し曇ったタイプです。
道路に面していたり、道下のような大きな仮設では有効です。



簡単にご説明しましたが、詳細なご質問は
kobayashi@akatsuki-vn.orgまで
お気軽にご質問ください。
仮設の機能、その他なんでもOKです
(あかつき東京 こばやし)