●能登元気村ができるまで
まずはじめに・・・
能登元気村は、富山県のボランティアが命名した宿泊施設であり
「神戸元気村」「中越元気村」「元気村ネットワーク」とは
一切の関係がありません。
輪島市に突如現れた「能登元気村」
滞在中に第一報を頂き、新聞記事を輪島よりアップしました。
その数時間後、能登元気村の企画者である、富山県ボランティアの辻さんより
ご連絡を頂きました。
辻さんは3月26日、息子さんと門前にやってきて、VC設営の力仕事をこなしていた、ボランティア仲間です。
辻さんは当初より、「ボランティアの滞在場所が一切ない。なんとか確保したい」と
VC開設後は、宿泊所の確保に奔走していました。
まず、民宿に掛け合い、ボランティア用に、おかまい無し、素泊まりで2000円~の低価格で確保し
その記事が読売新聞に掲載され、その記事を見た富山県高岡市のマグロ問屋「宮商」さんが
「うちの輪島工場の研修所をボランティア用に使って」と申し出があり、その研修所の名前を
辻さんが「能登元気村」と命名しました。
名前の由来は、「まず、ボランティアが元気にならないと、被災者に元気付けることはできない、車中泊をして、過酷な活動をしている長期のボランティアなどに、有効に活用して頂きたい」との事でした。
神戸元気村、中越元気村のこともお話しました。それぞれに文化があり、名前の重みもあります。
ただ、辻さんは上記の理由で名前つけたことと、「報道で載ってしまったため、変更することは困難」
とのことでした。
この一週間は、施設開設に向けてひとりで準備を進めて、それと同時に、門前のボランティアセンターに
毎日おにぎりを大量に無料で出前をしていました。
「能登元気村」の名前には色々と課題もあるのですが、このような裏方で活動するボランティアの存在を
わすれてはいけないと思います。
今回の能登半島地震では、ボランティアの宿泊所(公民館や体育館など)は一切用意されていません。
まだしばらくは続く復興活動が効率よく行われるためには、このような宿泊施設は必要かと思います。
(あかつき東京 こばやし)